南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 四月の神訓   今日の自分を 祝福し 希望の道へ 光と共に
禰宜日記
〔2017/07/28〕 小湊駅弁財天例祭・宵宮祭
午前中、安房小湊駅前弁財天の例祭を奉仕。
夏晴れの酷暑の中の奉仕となった。
安房鴨川駅長をはじめとするJR職員のほか、地元の住民の方々が参列する中、祭典は厳粛に斎行された。

以前の日記にも記したが、小湊駅弁財天はいろいろと言われのある神様である。房総東線(外房線)が開通した際、元々安房小湊駅周辺には白蛇が多く生息していたらしく、そこに駅を作ったところ、事故が発生したり、駅長さんが次々に病気になったり、と良くないことが続いた。
そこで、白蛇も象徴である、弁財天をおまつりし、祠を建てて鎮めたところ、今度は逆に駅が隆々と栄え、駅長さんはどんどん出世していった。
そんなこともあり、全国的には珍しいと思うが、旧国鉄(JR)の敷地に祠があり、旧国鉄時代から国鉄(現在はJR)が主催して祭礼を毎年7月28日に厳修してきているのである。
安房鴨川駅長の申し送りにもなっているようだ。

本当に神社もいろいろ。お祭りもいろいろだ。


お昼、北本さんと久々にミーティング。
具体的なことというよりは、方向性、目標などについてざっくばらんにお話しする。
このところ、私もなんだか行き詰まっているというか、ポジティブな目標を見失いつつあったのだが、それではいけないということで、ネガティブな出来事もポジティブな方向に向かうための糧として考えることにしたいと思った。
わかってはいるけど、人間なかなかできない。
でも、努力はしたい。


夜、天王宮へ。
いよいよ年に一度、天津が熱く燃える3日間が始まる。

午後9時、参道にて壮観の手打ち式。
その後、社殿にて御神輿に御神霊代をお遷しする神事を、浄闇の中、斎行する。
祭典後は直会。
天津の一体感を感ずる、活気あふれる一時である。

少子化、過疎化は激しく進んでいるが、天津のお祭りはまだまだ元気だし、みんな誇りをもって臨んでいる。
天津の祭りがある限り、天津は絶対になくなることはない。


[WALK:-]

天王宮前に設置された城戸・濱町のたたき台
iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO125 1/10 sec f/2.2

夜の天王宮参道
iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO100 1/4 sec f/2.2
− 2021年7月29日 17時21分 更新 by やまちゃん

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