南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 四月の神訓   今日の自分を 祝福し 希望の道へ 光と共に
禰宜日記
〔2018/09/28〕 “休み”という概念
よく人から、そんなスケジュールで良く動けるね、とか、健康には気をつけてよ、とか、場合によっては、変態!とか言われることがあるけど(笑)、確かに一般的に言えば、私はほぼ休みなしで毎日なんらかのことをやっていると思う。
年に完全な休みと言ったら、家族旅行の時くらいだろうか。まぁでも、その時も実際にはパソコン持ち込んで、合間を見て仕事をしちゃったりして、家族にブーブー言われたりしているけど!笑
世間の多くが休みになる、正月と言ったら、神社にとっては一年で一番忙しいシーズンだし……。

冷静に考えたら、過労死してもおかしくない、狂った動きだと思う。

ただ、自分は基本的にストレスを感じない。
それは本当にありがたいことに、いろいろなチャンネルをもち、それを切り替えて仕事をしているからだと思う。
一つの物事、仕事をこれだけの時間やっていたら、さすがにストレスを感じるだろうし、いわゆる“休み”も欲しくなると思う。

だが、私の場合、いろいろなことを抱えているだけに、実はそれぞれがオン・オフされているわけで、ある意味、ある分野を休むことが“休み”に相当しているのだと思う。

そもそも、現代の日本では欧米の労働観が持ち込まれてしまい、働くことが苦しみというか、ある種「悪」のように論じられることがあるが、しかし、元来、日本では働くことは喜びであり、生きがいであったはずである。
その証拠に、東日本大震災の時、被災者が一番感じたストレスは不自由な生活を強いられたこともあるが、それとともに働けなくなった、働く場を失ったことだ、という話もある。

働くというのは決して悪いことではないし、本来は楽しく、やりがいのある時間でなければならない。
なので、私は“休み”を欲しない。

ただ、いろいろなことをやるからこそ、気をつけなければならないこともある。
それはそれぞれが中途半端にならないこと。
そこだけは自分の課題でもある。


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− 2018年10月3日 10時47分 更新 by やまちゃん

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