南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 四月の神訓   今日の自分を 祝福し 希望の道へ 光と共に
禰宜日記
〔2019/07/28〕 初めての?お社入れ
心配された台風も進路が大きく逸れ、また勢力もそんなに強くならなかったこともあり、被害も影響もほぼなく、無事天津のお祭りは執り納められた。

最終日の見どころはなんと言っても、お社入れ。
御神輿を納め、御御霊代を奥宮にお戻しするのだが、まだまだ担いでいたいという衆と、納めようとする衆のせめぎ合いが展開され、観衆もそのようすを楽しみに眺めている。

今年は初めて見る御神輿の動きが。
午後10時過ぎ、御神輿が東から天王下にやってきて(天王宮のお祭りは地元のしきたりで東から納めるという暗黙の了解がある)、御神輿もさして、いよいよ納めかと思いきや、御神輿はそのまま2回転。Uターンして再び東の方へ……。
これには観衆も騒然。私も生まれて初めて見た光景。他の人も「初めて見た」と口々に興奮気味に語っていた。

それでも、次には最終担ぎ番手の宮本町によって、きれいにさして納められ、午後11時前には御御霊代をお返しする神幸祭も終了し、最後に全員での手打ち。
天津のお祭りは幕を閉じた。

年番町の総代さんが手打ちの際に挨拶で語った、天津のお祭りに対する思い。これから200年、300年、1,000年先に引き継がれていく、ということば。正直、ぼくは感動した。
天津のお祭りがなくならない限り、天津の郷は200年、300年、1,000年先でも息づいていくはずだ。

天津、万歳!


[WALK:2524]

お社入れを待つ御神輿
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天王下のたたき台
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提灯の灯火
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いよいよクライマックス
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納められた御神輿
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− 2021年7月29日 17時21分 更新 by やまちゃん

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