南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 四月の神訓   今日の自分を 祝福し 希望の道へ 光と共に
禰宜日記
〔2019/09/16〕 被災8日目:雨
被災8日目。
台風襲来から今日でちょうど1週間が経過した。

今日は朝からあいにくの雨模様。
台風後、初めてのまとまった雨が降った。
いくらブルーシートを屋根にかけて応急処置をしたと言っても、多くの家屋では雨漏りが起こり、たいへんな状況だと思う。
もちろん雨は天の恵みでもあるが、この状況ではなんとも複雑な気持ちになる。

ただ、こういった日は二次災害も怖い。
方々で屋根のブルーシート掛け作業中に転落して、救急搬送されているという話が出ている。
神社・宿坊では避難者やボランティアの宿泊の無料開放を初めているし、市内にも避難所が用意されているので、まずは勇気をもって“家”より“命”を大切にしてほしいと思う。

午前中、家族、神社の職員全員で集まり、ここまでの状況の共有と、今後神社としてどのように対応していくか、話し合った。
幸いうちの神社は建物被害などはなかった。逆にだからこそ、地域の拠り所としての役割は大きい。宿泊無料開放もそうであるが、さまざまな活動も展開できるはずである。
いまなにが必要なのか、神社としてなにをすべきなのか、冷静に考えつつも、熱量高く、みんなで取り組んでいきたい。
そんな思いをシェアした。

午後、この1週間突っ走ってきたこともあり、不覚にもどっと疲れが出てしまった。
外は雨だし、うかつに動くわけにも行かず、明日以降に向けて充電する時間をもつことにした。

みんな被災後のハイな状態で突っ走ってきていると思うが、しかし、人間ハイな状態には限りがある。必ず疲れが襲ってくる。おそらく今週は多くの人が心にも体にも疲れを感じてくると思う。
勇気を出して、休む時は休む。互いに助け合い、時間をうまく交換し合いながら、まだまだ長い道のりを歩んでいきたい。

夕飯は久々に家族水入らず。
市内のカレー屋さんへ。
子どもたちが無邪気にカレーを頬張る姿になにか力をもらう一時であった。


[WALK:-]

いぶたんはカレーをおいしそうに頬張っていた
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− 2021年7月29日 17時21分 更新 by やまちゃん

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