南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 三月の神訓   気負わず 気取らず 無理をせず
禰宜日記
〔2020/04/05〕 第三次世界大戦はウイルスとの戦いだったのかもしれない…
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。
世界では今アメリカがとんでもないことになっている。
日本でもここへ来て感染者が急増している。
東京都では2日連続で感染が判明した人が100人を超えた。
緊急事態宣言も秒読みになってきているだろう。

昨日Facebookに投稿したのだけど、それをここにも転載しておく。
これはあくまでも私の一見解に過ぎないことは断っておく。

日本人ももはや今は戦時下に等しい有事であるとの認識をもった方が良い。残念ながら、この連休も都市部から多くの来訪者がこの地域を訪れていたようだ。
確かに鴨川に来れば、3密(密集・密閉・密接)は避けられるかもしれない。だが、感染拡大を防止するためにもう一つ必要なことは地域間をやたらと移動しないこと。
新型コロナウイルスの特徴として、無症状あるいは軽い症状の人が大半を占めるため、自分が感染していることを知らず、ウイルスを広めてしまうことが一番問題になっている。

台風被災後は「地域を応援するためにぜひ来てください」と言っていたが、今は逆だ。「地域を応援するなら、自宅に留まり、来るのは我慢してください」
いまこそ、日本人のモラル、忍耐力が問われている。

第三次世界大戦はこれまでの戦争とは形態を大きく変え、ウイルスとの戦いなのかもしれない。

--- Facebookより転載 ---

新型コロナウイルス、この1ヶ月で一気に状況が変わりました。

1ヶ月前、私は、新型コロナウイルスの病態そのものを冷静にとらえ、感染拡大はもう免れないので、後は多くの人が感染することを前提にパニックにならないよう、社会経済、日常生活とのバランスを取りながら対応するしかないと思っていました。
結果、ある程度そのような状況になってしまったわけですが、このところ、一つ考えが改まりつつあるのは、もしかすると新型コロナウイルスは当初と性質を変え、おそらく変異し、感染力だけでなく、症状もより顕著に出るようになってきたのではないか、ということです。

その理由として、いまなぜ感染拡大が急速に進んでいるのか。それなら、1月の春節の頃の方がよほど緩く、感染者が爆発的に増えそうな状況だったわけで、ヨーロッパやアメリカよりも先に感染爆発が起きるのが順序だと思うわけです。
しかし、実際にはヨーロッパ、アメリカが先に爆発的感染に見舞われ、今頃になって、日本が危機的状況に追い込まれつつある。

もちろん、日本は検査数が当初少なかったから、ということもありますが、ただ、検査数の問題ではなく、実際に発症する人が増えているということだと思いますし、若い人は比較的大丈夫と言われている割には、東京都で最近増えている判明した感染者の半数以上は40代以下です。
もはや若い人も感染だけでなく、症状として現れる状況に変わったということです。

誤解を恐れずに言いますが、新型コロナウイルスは、感染力の強いウイルスだけでなく、その感染症は全ての年代において怖い病気になりました。
素人考えですが、状況証拠から言って、ウイルスは変異し強毒化したと私は考えます。

なので、自分が感染しないのみならず、他人に移さないようにしなければなりません。

もはや、社会経済とのバランスなんて言ってられません。自分と大切な人の命を守ることを最優先に考え、行動すべきです。
これ以上社会にウイルスを広げないためにはどうすべきかを一人一人が考えるべきです。
でないと、結果的に社会経済も崩壊してしまいます。

まさに戦時下、有事なのです。
ある意味の第三次世界大戦が、これまでの戦争とは全く違うかたちで勃発したのかもしれません。
迂闊に外に出たら、それが戦場だったら撃たれて死ぬのです。爆弾が飛んできて爆発して死ぬのです。
自宅を防空壕と比較すれば、快適な防空壕でしょう。だから、みんな我慢できるはずです。

このウイルスが厄介なのは、感染から発症まで、陽性とわかるまで、2週間程度のだいぶ長いタイムラグがあることです。
感染者の増加グラフが指数関数的な勢いを見せつつある中で、まさに爆発が起こってから緊急事態宣言では時既に遅しなのです。
政府も、社会も、一人一人も思い切った決断、日本人が本来得意な安全に安全、慎重に慎重を期す行動が必要だと強く思います。

この週末、大体の傾向がわかるでしょう。
先々週の三連休の結果がいよいよ出るはずです。
スペインで都市閉鎖されているところに住む知人の方が、三連休の直後、日本は緩んでしまった、かなり危ない、2週間後が心配だ、スペインのようになるかもしれない、とかなり強い懸念を話されていたのですが、まさにそれが現実のものになりつつある。

最低限、ゴールデンウィークが終わるまで、3密を絶対に避ける。
地域間を移動しない。住んでいる町、隣接市町村から外には出ない。
戦時下と同じだと自覚する。
自分の緩みによって、大切な人が感染し、死ぬかもしれない悲しみを想像して過ごす。

私からの提言です。


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− 2020年4月5日 23時51分 更新 by やまちゃん

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