南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 四月の神訓   今日の自分を 祝福し 希望の道へ 光と共に
禰宜日記
〔2020/04/21〕 観光地が「来ないで!」という重大性
緊急事態宣言が全国に拡大され、いよいよ我々日本人全員のモラルが問われる中、鴨川市内では相変わらず他地域から来たと思われる自動車を多く見かける。
サーファーが利用する駐車場は鴨川市内も閉鎖されたが、路上駐車をしてサーフィンする他地域からの人がいたりするらしく、森田知事もサーフィンを具体的にあげて、来訪の自粛を促した。

鴨川市は観光業を生業とする地域であり、東日本大震災の時も、昨秋の台風被災の時も、地域を応援するために「ぜひ遊びに来てください!」とPRしてきた。
しかし、今はそれができない。それをやってはならない。

観光業をはじめ、市内の産業は本当に厳しい状況に陥っている。
みなもがき苦しんでいる。
なにせ、この地域はまだ昨秋からの台風被災から復活する前に、今度は新型コロナウイルス禍に巻き込まれてしまったのだ。

飲食店はテイクアウトを始めたり、宿泊施設は軒並み休業しつつも耐えに耐えて、コロナが落ち着いた後に向けた策を練り続けている。

観光地が「来ないで!」と、本来とは真逆のことを言わなければならない状況を、何も考えず、自分は大丈夫、田舎なら人が少ないとでも思っているのか、感染拡大を地方に広げてしまうという可能性を知らないのか、今でも呑気にやってくる人たちがいる。

当初感染しても重症化のリスクが低いと言われていた若者の身勝手な行動が連日報道されてはいるが、実は高齢者も多く見かける。
むしろ高齢者の方が分別がついていないような気がするくらい。
残りの人生、別にコロナで、とか、そんな考えなのか知らないが、もっと他の人、社会を考えてほしい。

観光地が「来ないで!」と言わなければならない現状の重さをどれだけ理解しているのだろうか。

私はかつてから、特に団塊の世代の人たち(もちろん全員じゃないけど)にはあまり良い感情を抱いていない。
過去にもこんな日記をアップしている。その中で、団塊の世代の身勝手さをこき下ろさせてもらった。
特に「今の若者は…」と口にする人ほど、自己本位な気がする。

[2014/08/09] 少子化は本当に悪なのか?
http://na.ni.nu/diary/t.cgi/20140809/na.ni.nu2-cont.html

もういい加減、自分さえ良ければ良い、という身勝手な考えは本当にやめていただきたい。
いまは世代問わず、男女問わず、みんなで努力しなければいけない時。でなければ、ウイルスの拡大は止められない。
#StayHome の意味を一人ひとりが噛み締めてほしい。
ファッションではない。もはや義務だ。


[WALK:-]
− 2020年4月21日 17時57分 更新 by やまちゃん

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