南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

Japanese | English

房州伊勢の宮 天津神明宮 三月の神訓   気負わず 気取らず 無理をせず
禰宜日記
〔2020/09/29〕 まつりごと
午前中、久々に行われた、海辺のまちづくりの委員会に出席。
夜は商工会理事会に出席し、その後、有志メンバーで一杯。
明日から長野視察ではあるが、結局、飲んでしまった。
なんと向こう見ずな私であろうか。

多くは語るまい。

しかし、海辺のまちづくり、商工会理事会後の一杯で、私は故郷の先行きを考えてしまった。
来春、千葉県知事選が行われるが、鴨川市でも市長選が行われる。
すでに報道されている通り、現職に加え、前職も立候補を表明し、まさに新旧対決の様相を見せている。
昨年の県議選、さらにその前の数々の選挙で感じているが、本当に田舎の選挙は難しい。
たいていの場合、その後、禍根を残すことが多い。
だから、私は立場的にも、正直選挙はあまり好きではない。

普段、地元を良くしたいと思っている人同士、時には友人、親戚同士が敵味方に分かれて選挙戦を戦うことになる。
政策論争に終始するのであれば良いが、正直、そうならないことの方が多い。
田舎の場合、どちらも保守系のため、政策は実は似たりよったり。
あとはどちらがどれだけ関係者をまとめられているか、人間関係が間違いなく物を言う。

私自身、まつりごとはもっともっと純粋であってほしいと思う。
選挙は民主主義にはなくてはならない手法だという考えもあるが、日本には私は選挙という手法はなじまないと思う。(誤解を恐れずに言えば、私は「民主主義」についても懐疑的である)
和を以て貴しとなす。
かつての日本では選挙をせずとも、最後は全会一致によって、自分たちの代表者を選んでいたように思う。

まちづくりを語る際、いつも述べていることだが、結局のところ、だれ一人として故郷を悪くしたいと思う人間はいないのだ。
まちづくりにおいて、最終的にはみなが力をあわせ、心をひとつにして取り組むべきだ。
そこで大切なのは相互理解、リスペクトだ。
それなくして、まちづくりはできない。

選挙が近づく度に、自分はそんな気持ちになる。


[WALK:8382]
− 2020年10月4日 18時31分 更新 by やまちゃん

[2024/03/01] 弥生一日
[2024/02/16] 河津桜が見頃
[2024/02/12] 初バスガイド
[2024/02/08] 河津桜は三分咲き
[2024/02/03] 5年ぶりの必勝祈願
[2024/02/01] おついたち市
[2024/01/30] 「許す」ということ
[2024/01/25] 西条地区合同新年祭
[2024/01/24] 河津桜開花
[2024/01/20] ゾンネの矜持
[2024/01/17] 安房支部新年総会
[2024/01/16] 神社どうしの連携
[2024/01/15] 小正月
[2024/01/09] お正月はまだまだ続く…
[2024/01/04] 仕事始め
[2024/01/03] 三が日納め
[2024/01/02] 今度は羽田で…
[2024/01/01] のぼりたつ年
[2023/12/31] 大晦日
[2023/12/30] 本当に年の瀬?
[2023/12/28] お飾りづくり
[2023/12/27] 作家先生、行脚
[2023/12/15] 未来を語る…
[2023/12/13] イチョウ
[2023/12/01] 師走
[2023/11/23] 応援される選手であり続けること
[2023/11/18] 新嘗祭
[2023/11/11] 柏原家年祭
[2023/11/04] 七五三