南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 四月の神訓   今日の自分を 祝福し 希望の道へ 光と共に
禰宜日記
〔2022/09/10〕 地域の勢い
午前中、鴨川の例祭式の御奉仕へ赴く。
川口の白幡神社、大浦の八雲神社の例祭式を一人奉仕した。
コロナ禍の3年目。今年も御神輿や山車などの渡御は中止となり、基本的に神事のみの斎行となっている。
例年のこの時期、鴨川の街中は合同祭の賑わいに包まれるが、この3年、寂しさが漂っている。
ただ、神事は総代・役員によって厳修され、地域の祭りの伝統は継承されている。

白幡神社での奉仕を終え、八雲神社に行くと……。
境内にはかき氷を子どもたちにふるまうテントが設けられ、文化財の担ぎ屋台もきれいに装飾され、さらに、御神輿も出されていた。
もちろん鳥居から外に出ることはないが、コロナ禍の状況も変わってきた今回、祭りの賑わいを少しでもできる範囲で出したいと地域の人たちが協力し合い、準備したとのこと。
まさに地域の勢いというものを感ずる瞬間でもあった。

「まつり」の語源は「待つ」「待つらう」と言われている。
つまり、祭りとは、神々だけでなく、そこに住まう氏子の人たちにとっても待ちに待った、一年に一度のハレの日なのだ。
来年こそ、元の通りの、否、元以上に賑々しいお祭りが各地域で斎行されることを祈りたい。


[WALK:-]

大浦八雲神社
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文化財でもある担ぎ屋台
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海を司る神々をお祀りしている神社。海を望む高台に鎮まっている。
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− 2022年9月10日 13時36分 更新 by やまちゃん

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