南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 八月の神訓   夏は夏なり 暑さをば 凌ぎて楽しむ こころ振り
禰宜日記
〔2022/01/26〕 「お天道様が見ている。」
「お天道様が見ている。」

もはや死語になってしまったのだろうか。
我々が子どもの時は、親を含め、悪いことをすると大人たちにそう言われてたしなめられたものだ。

他人に迷惑をかけないのであれば、人が見ていないところであれば、なにをしてもいいのか、と言えば、もちろん否だ。
人には倫理観、モラルというものがある。
たとえ、他人に迷惑をかけないとしても、人が見ていないところだとしても、「人として」許されないことは自分で思い止まらなければならない。しかし、時に自分だけでは欲望や衝動に勝てず、行動に移してしまいそうになることがある。
そんな時、自分よりも尊い存在、いつでもどこでも自分を見つめている「お天道様」「ご先祖様」「神様」という存在が自分にブレーキをかけてくれると思うのである。

例えば、先日東北本線車内で発生した、喫煙を注意した高校生への暴行事件。
あるいは、大学入試の共通試験で発生した、前代未聞のカンニング事件(スマホで問題を撮影し、送り、家庭教師募集サイトで相手をだまし、東大生に問題を解かせるという)など。
当人にしっかりとしたモラルがあれば、そもそも発生しない事件だ。

↓そんな中で、このニュースは自分をほっこりさせた。
「女性の命が危ない」ハンマー男をねじ伏せ、凶器取り上げる 正義感あふれる男性2人 頭殴られていた女性救う 富里
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff98fe1004984c90f3276b3dc0d3950b1dccc703

もちろん暴漢を止めに入るというのは危険もあり、賛否両論あるところでもある。
しかしながら、少なくとも、見て見ぬ振りをするのではなく、咄嗟にその行動に駆り立てた、正義感、勇気というものは自分も持ちたいと思った。

一人の人の生命を救った二人に「あっぱれ!」


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− 2022年1月27日 11時25分 更新 by やまちゃん

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