南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 四月の神訓   今日の自分を 祝福し 希望の道へ 光と共に
禰宜日記
〔2019/12/29〕 YADO OMIYA が!?
8月に簡易宿所(年間民宿)としての営業許可が下り、まだまだ認知度が低い中、一部のネットエージェント(主に外国人向けサイト)に出して細々営業をしてきている「YADO OMIYA」であるが、年末年始を前ににわかに予約が連続して入ってきた。
現在3部屋受付の同施設であるが、今日は大晦日のチェックインで2部屋の予約が入った。
内、1部屋はおそらく外国人のグループ。

どこの宿もそうだろうが、やはりこうした繁忙期には「YADO OMIYA」と言えども、予約が入ってくるのだろうか。

うちの神社では私が幼い頃より、夏季民宿「お宮」を営んできた。
それこそ、房総に海水浴で多くの人たちが訪れていた頃は、民宿は連日満室で、家族や神社職員もてんてこ舞いだったことをいまでも良く覚えている。
いつしかそんなお客さんたちも退いてしまい、1シーズンに1組か2組の顔なじみのお客さんが泊まる程度になってしまっていたが、ここ数年、年々消防法も厳しくなり、いよいよ大規模な消防設備を導入しなければ営業継続が許されない状況になっていた。
事実上、そんな投資は難しく、夏季民宿「お宮」は廃業を決めざるを得なかった。

しかしながら、神社にも宿泊機能は必要だし、今後インバウンドを考えても“宿坊”の需要は高まると思う。そんな中、長年、ほぼなににも使われていなかった研修棟(参籠殿)をリノベーションして、宿泊施設として生まれ変わらせようということを思いついた。
当初は民泊を考えていたが、民泊に課せられる180日の営業日制限や、申請の手間などを考えると、旅館業法の中で簡易宿所(年間民宿)として正々堂々と申請した方が結果的には良いという結論に達し、昨年から整備、申請を行うことにしたわけである。

営業許可は受けたは良いものの、この秋度重なる台風・豪雨の被災によって、なかなか営業を思うように展開することはできず、ウェルスポにも出勤していることもあって、滞ってしまっているというのが現況ではあるが、来年はオリンピック・パラリンピックの年でもあり、ますます増加するであろう外国人観光客を念頭に置きつつ、神社というロケーションも活かして、道を切り開いていきたいと思う。


[WALK:-]

巨大な必ず絵馬
iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/532 sec f/1.8

古札をお焚き上げ
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露天商の準備も進む
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とりあえず、香を焚いてみた。笑
iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/275 sec f/1.8
− 2021年7月29日 17時21分 更新 by やまちゃん

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