〔2020/05/10〕 ここからが勝負!
緊急事態宣言が延長されたことで、千葉県は特定警戒都道府県に指定されていることもあり、元の日常に近づくのはまだまだ先か。否、むしろ元の日常という“幻想”してはならないのだとも思う。時代は新しいステージへと進んでいるのだ。 子どもたちの休校も5月いっぱいまで(原則的に緊急事態宣言が解除されるまで)延長されている。 ただ、時間差を設けての、短時間ながらの登校も週明けから始まるようである。
このところニュースでは「出口戦略」ということばが多く聞かれるようになった。 いわゆる、この緊急事態、自粛の状況からどのようにして社会経済活動を復活させていくのか、ということである。 長引けば長引くほど、感染拡大が抑制できるかもしれないが、逆に社会経済はどんどん厳しい状況に陥っていく。 新型コロナウイルス感染症による死者よりも、経済的な苦を理由にした自殺者をはじめ、別の要因によって命を落とす人が多くなってしまっては本末転倒だし、このバランスを考えた、実に難しい舵取りに迫られている。
このゴールデンウィークは10km以上の渋滞が一切発生せず、高速道路上の死亡事故も1件もないという、異例の“連休”となり、多くの日本人が“自粛要請”という法的拘束力がない中で、モラルを持ち過ごしたことが明らかになった。 ただ、この土日はどうも人出が増えてきているとの話もある。
緊急事態宣言も延長ともなれば、そろそろ“毒”にも慣れてきてしまうのか、あるいはストレスに耐えられないのか……。
ただ、私は思う。 実はここから2週間が命運を分けると。
ここまで100点満点ではないにせよ、緊急事態宣言、そして、外出自粛による国民・市民の努力によって、恐れていた感染爆発は防ぐことができている。 新規感染者数を見ても、確実に減少してきている。 以前も日記で分析したように、東京都の新規感染者数は4月下旬を峠に明らかな下降トレンドへと転換した。
しかし、まだまだ油断は禁物である。 ここからの2週間がおそらく仕上げとなるであろう。 また、連休中ということもあり、その影響で報告された感染者数が少なくなっているおそれもある。 週明け水曜日あたりからの数値に注目した方がいいだろう。 ここで同じような低水準を保っているということであれば、この第1段階の感染拡大抑制は成功してきていると見ることができる。
ここで考えなければならないのは、グラフを見れば一目瞭然の通り、下降トレンドになっているとは行っても、感染拡大が急速に進み始めた3月下旬以前の数とはまだまだ大きくかけ離れているということだ。 3月中旬以前の水準に戻らなければ、大幅な緩和は難しいだろう。
その意味でも、私は少し危惧している。 ここでかなり緩んでしまっては、ここまでの1ヶ月以上の努力が無駄になってしまうのではないか。 そして、もっと恐ろしい感染拡大が待ち受けているのではないか。
ここからが勝負なのだ。 このことを肝に銘じて、少なくとも5月中は過ごすべきである。
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 5/9現在、東京都の移動平均解析グラフ
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− 2021年7月29日 17時21分 更新 by やまちゃん
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