南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 七月の神訓   智恵を 絞って 工夫を 凝らして
禰宜日記
〔2020/08/06〕 日本人が忘れてはならない日に…
Facebookに投稿した記事をこちらにも投稿しておこうと思う。
日本人が決して忘れてはならない日に想う……。

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今日は平成の陛下も仰せ遊ばされていた、日本人が忘れてはならない日の一つ、広島に原爆が投下された日。

このところの新型コロナウイルス騒動における、感染者への誹謗中傷、集団心理的一軸的な善悪の評価など、世論を見ていると、きっと先の大戦下もそういうことが起こっていたのだろうな、と想像してしまう。

我々はもっと多様性を受容し、互いを尊重しあいながら、程良い思考と行動ができるはずだ。
それが本来の日本のしなやかな文化でもあったはず。

みんなが知らぬ間に同じ方向に扇動され、その流れとちょっとでも異質な人がいれば寄ってかかって悪者に仕立て上げ、いじめにいじめる、そんな現在の状況はまさに戦時下だ。
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これは国民みんなが思う素朴な疑問であるけれど、一方でGoToキャンペンを推進し、一方では不用不急の県またぎの自粛を要請(帰省自粛)って、大きな論理矛盾だし、もはや迷走していると言われても仕方ない。
どちらが不用不急なのだろうか。GoToは経済消費をともなうからOKで、帰省は経済消費をそんなにともなわないからNGという経済優先主義的な理由なのだろうか。

もはや新型コロナについては感染者数は関係ないという方策に政府が先月から立っているなら、それを一貫してほしい。
明確に表明すべきだ。どんな非難を受けようとも。
のらりくらりしているから、現場はみな混乱する。

批判を覚悟で言うが、もう本当に「withコロナ」のフェーズに来たのだと思う。そもそも「新しい生活様式」はウイルスがゼロにならないという前提の下に提唱されたものではなかったのか。
緊急事態宣言的な極めて厳格な行動制限、自粛要請を行わなくとも、あとは国民一人一人が折り合いをつけて、気を付けながら、でも、同時に感染が行った場合はなるべく通常の疾病と近いかたちで適切に対処していく、という方針の表れではなかったのか。

感染者数が多い少ないで一喜一憂するのはもうやめよう。
重要なのは入院者数、重篤者数、死者数がどのような推移をたどっているのか、ということであり、しかも、それを他の疾病や事故などとも冷静に比較して対応していくことが今後大切になってくると思う。
でないと、本当に社会は停止する。
コロナ以外の問題が出て、結果生命が失われることになるだろう。

感染者はもう謝罪する必要ないでしょう。
感染者の行動を根掘り葉掘り調べてさらしてどうするのか。
これは本当に異常な事態だと思う。

夜の街で感染して謝罪するなら、夜の街で性病拾って、それをさらに多くの人に移している人も、同じように謝罪すべきでは?そっちの方がよほど悪質でしょう。

視点を変えないといけない。
このままじゃコミュニティも崩壊してしまう。
疑心暗鬼な世の中に生きたくはない。

新型コロナウイルスという流行性疾病そのものの評価を冷静に考えるべき時が来ていると思う。


[WALK:]
− 2020年8月6日 21時05分 更新 by やまちゃん

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