南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 四月の神訓   今日の自分を 祝福し 希望の道へ 光と共に
禰宜日記
〔2020/08/26〕 オンライン講習会
夜、おそらく神社界では修了証が交付される講習会としては初となるオンライン講習会を、私が講師を務めて行った。
20名近くの千葉県神道青年会の会員が受講し、オンラインミーティングアプリケーション「ZOOM」を使って、3時間超にわたって講義を行った。

テーマは「神社振興対策」
一昨年企画・開催した「和の日フォーラム」を題材として、神社、神職の地域における役割、神職がまちづくりに関わることの意義などについて、時折受講生の意見を交えながら進めた。

冒頭、1人の受講生で音声トラブルが発生し、30分遅れのスタートとなったが、そもそもオンライン講習会は初めての試みでもあり、会員の中には慣れていない人も多い。そういう意味で、逆に最初にこういうトラブルを経験したのは、結果的には今後の糧となり良かったのではないかと思う。

今日は極めて精神論、観念論的な話しが中心となったが、つまるところ、神社も経営も人生もなにもかもが「問題解決」の連続である、問題を解決することで成長し、ほかのだれにもないノウハウを手にできる、問題があるからこそのやりがいでもある、というような話しをした。
その上で、現状、問題から逃げていないか、という問題提起をさせていただいた。

オンライン講習会、果たしてどんなかたちになるか、自分も不安と期待が入り混じっていたけれど、終わってみれば、これはこれで十分にできる、という実感をもった。
逆にオンライン講習会を駆使することで、これまでこういった講習会への参加の厳しかった、兼業神職も参加できるようになるし、中堅神職研修会など、そういった研修会へも積極的に応用していってはどうだろうか。

また、オンライン講習会の方が集中できる、という話しもあった。
これは注目すべき感覚だろう。

新型コロナ禍においてわかってきたのは、みな「つもり」で生きてきたのではないか、ということである。物事の真理を見つめるきっかけになっているような気がする。
仕事にも言える。会社に出勤する。9時から5時まで働く。それで仕事をした「つもり」になっていたかもしれない。
講習会で言えば、決められた日時に決められた場所に集まり、参会して、ただのんべんだらりと講師の話しを聞く。これで学んだ「つもり」になっていたかもしれない。実際には、右の耳から左の耳へ話しの内容は通り抜けていたかもしれない。

そういう意味で、オンライン講習会はむしろ効果があるかもしれない。
そんな気づきを私自身も得る時間となった。


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こんな感じでやりました…
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− 2021年7月29日 17時21分 更新 by やまちゃん

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