南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 四月の神訓   今日の自分を 祝福し 希望の道へ 光と共に
禰宜日記
〔2021/03/08〕 かくして市長選は決した。
昨夜10時半過ぎ、鴨川市長選は開票結果が確定し、約3,000票の差をつけ、元市長の長谷川たかお氏が新市長に選出された。まさに「返り咲き」である。

私は今回はウェルスポの事務局長というある種公に近い立場でもあるので、あくまでも中立の立場として固唾を呑んで市長選を見守った。
昨月の日記でも何度か記したように、前年ながら、前哨戦でも怪文書やSNSが飛び交う誹謗中傷合戦が選挙戦にも持ち込まれてしまったかっこうとなり、一般の市民からすると冷めてしまうような泥仕合になったような気がする。
地域の「分断」はますます深まってしまったのではないだろうか。

しかし、この「分断」絶対に今回で終わりにしたい。断ち切らなければならない。
さもなければ、地域に未来はない。
今回、私も正直心が何度も折れかかった。こんなことが続くなら、いっそのこと、まちづくりの現場から身を退いた方が良いのではないか、そんなことも考えた。
でも、あきらめちゃだめだ、絶対に。
世代責任という重いミッションを我々は背負っている。
子孫の世代に地域をポジティブなかたちでつなぐために、我々にやるべきことはある。

前回の市長選の日に記した日記。そのことばを今の自分にも言い聞かせたい。

結果はわずか900票足らずの差の大激戦を制した亀田郁夫氏が当選。新市長が誕生した。
票数はほぼイーブン。すなわち、まさに市を二分する選挙になった。
新市長のまず最初の仕事は選挙後は「ノーサイド」
鴨川を一つにし、より良い故郷を築くために市民みんながタッグを組んで歩み始める、その道筋をつくっていくことだと思う。

まちづくりの講演でよくお話しさせていただくことだが、手法はみな違えども、故郷を思う心はみな一緒。
鴨川をみな良くしたいと思っているはずである。
それを共通項として、みなで共有し、前に進んでいきたい。

自分もこれまで以上にさらに故郷のために働くつもりだ。


[2017/03/05] 前回の市長選の日に記した日記。
http://na.ni.nu/diary/t.cgi/20170305/na.ni.nu2-cont.html


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− 2021年3月9日 11時09分 更新 by やまちゃん

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