南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

Japanese | English

房州伊勢の宮 天津神明宮 四月の神訓   今日の自分を 祝福し 希望の道へ 光と共に
禰宜日記
〔2021/11/15〕 一つ上の「楽しさ」
関東女子ビーチサッカーリーグも終わり、男子2部は今週末が最終ラウンド。
シーズンも終盤になってきた。
なんだか早いものだ。

私も今シーズンは昨年までの女子チームの監督に加え、男子チームでは監督とともに、選手登録し、実際に出場もしている。
選手として公式戦に出ることで見えてくるものもある。
45歳にして、全カテゴリーを通じて初の公式戦出場ということで、本当に貴重な経験を積ませていただいている。

練習と試合は全く違う。
練習ではできていたものが、ほとんどできなくなる。
相手のガチンコのプレッシャーの中で、いかにボールを扱えるか、動けるか、サッカー経験者ではない私にしてみれば至難の業だ。

ゾンネは「楽しさ」を第一に大切にするチームであるけれど、「楽しさ」にはいろいろな種類、レベルがある。
ゾンネはいま、これまでの純粋な楽しさも大切にしながら、一つ上の「楽しさ」も追求していくフェーズに来ていると感じている。

1シーズン選手をやってみて感じたのは、決して自分を卑下するわけではなく、自分自身、公式戦に出るなんておこがましいレベルにあるということだ。
公式戦はやはりみな勝負にこだわる。ある程度のレベルに達した人が立てるステージだ。
今シーズンは参入1シーズン目ということもあり、自分が参加を呼びかけたこともあり、そして、自らのチャレンジとしても出させてもらったが、実際出てみると、まだまだ自分自身はレベルアップしなければ、このピッチに本来は立ってはいけないという思いを新たにした。
だからこそ、もっと精進しなきゃいけないし、現状に甘んじては決してならない。

ビーチサッカーそのものは本当に楽しい。
だから、私は過去には考えられない、1年を通じて、よほど難しい予定が入らない限り、監督としての責務もあり、週3回練習に通い続け、基本的に練習も進行している。
まさかこんな人生を歩むとは。過去の自分には夢にも思わなかった状況である。
たいへんだけど、自然と足が向くのは純粋に楽しいからだ。
その楽しさが多くの人たちに伝わり、仲間が仲間を呼ぶ、という好循環がいま生まれている。

ただ、より高みを目指したいメンバーに、もっと上のレベルの楽しさを味わってもらうことも大切だ。それは端的に言えば「勝利」だ。勝利至上主義になっては断じてならないが、しかし、勝利を目指さないというのもナンセンスだ。人間、勝負するからには、本能的にだれでも勝ちたいはずだ。
だから、来季は女子も男子も、勝負強いチーム、勝てるチームに育てていきたい。
きっとその時、選手たちはもう一つの「楽しさ」を味わい、さらに上を目指そうと自発的に思えると信じている。

勝利というのは本当に重いものだ。
単にうまくても、簡単に勝てるわけではない。
日頃の練習の積み重ね、個々に技術、チームワーク、そして、運……。
さまざまなものが組み合わさって、初めて「勝利」を手にすることができる。
チームをマネージメントして、そんなことに気づかされた。

ゾンネはこれから、さらなる、いろいろな「楽しさ」を追求していきたい。


[WALK:-]

自分なりに奮闘してはいるけど、、、
Canon EOS Kiss X7 96.00 mm ISO3200 1/1000 sec f/5.0
− 2021年11月15日 09時50分 更新 by やまちゃん

[2024/04/20] 当たり日
[2024/04/18] 奇蹟の天気
[2024/04/10] 桜満開
[2024/04/08] 監査会
[2024/04/06] なぎなみ祭
[2024/03/26] 安房支部祭式講習会
[2024/03/16] 天富神社と忌部氏
[2024/03/01] 弥生一日
[2024/02/16] 河津桜が見頃
[2024/02/12] 初バスガイド
[2024/02/08] 河津桜は三分咲き
[2024/02/03] 5年ぶりの必勝祈願
[2024/02/01] おついたち市
[2024/01/30] 「許す」ということ
[2024/01/25] 西条地区合同新年祭
[2024/01/24] 河津桜開花
[2024/01/20] ゾンネの矜持
[2024/01/17] 安房支部新年総会
[2024/01/16] 神社どうしの連携
[2024/01/15] 小正月
[2024/01/09] お正月はまだまだ続く…
[2024/01/04] 仕事始め
[2024/01/03] 三が日納め
[2024/01/02] 今度は羽田で…
[2024/01/01] のぼりたつ年
[2023/12/31] 大晦日
[2023/12/30] 本当に年の瀬?
[2023/12/28] お飾りづくり
[2023/12/27] 作家先生、行脚