南房総・鴨川市天津鎮座 | 源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請し創建された八百余年の歴史をたたえる神社

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房州伊勢の宮 天津神明宮 四月の神訓   今日の自分を 祝福し 希望の道へ 光と共に
禰宜日記
〔2022/12/21〕 断れない性格、断らない性格
先日、ビーチサッカーつながりのある人とご飯を一緒にした時に「おかのさんは、絶対怒らないでしょ。優しいよね」と言われたのだが、まぁ自分も怒る時は烈火の如く怒るけど、若い頃と比べるとその回数は少なくなったと思う。
ゾンネの選手からも「おかのさん、もっと自分の意見言ってよ」って言われちゃうこともある監督だが、年の功なのか、たいていの場合、みんながそれぞれに正しいし、基本的にはその気持ちに共感し、寄り添いたいという思いが優先することが多い。

これは、若い頃からそうだけど、私自身、断れない性格だと思っている。
人からなにか相談されたり、あるいは、ちょっと難しいかな、という仕事をいただいても、なんとかしてあげたい、なんとか実現したいと思って、もしかすると相談してきた人以上に真剣に考えてしまい、仕事でれば断らず受けてしまうことがほとんどだ。
その結果、いまではマルチ人間というか、いろいろな仕事や事業を抱える身となってしまい、自分自身オーバーフローしかけることも多々ある。
身内からも「断る勇気も大切だよ」とよく諭される。
でも、やっぱり自分は断れない。
自分が断ったら、その人は困り果ててしまうかもしれないし、あるいは同じ相談を他の人に持ちかけ、結局、他の人に負担がかかることになる。だから、絶対に不可能でなければ、自分でなんとかしたいと思ってしまう。

断れない性格は私の欠点でもあるが、だからこそ、なにでも前向きに関わってきたからこそ、いまの自分があるとも思う。
いただいた、多方面にわたる人との御縁は、まさにその賜物でもある。
断っていたら、つながらなかった。

最近は断れない性格から、断らない性格になってきているのかもしれない。
人生、おそらく半分は生きた。

ここで変える必要はもはやないだろう。
これからも可能な限り、断らない生き方をしていこう。

「うまく利用されているだけだよ」と言う人もいる。
確かにそういうことも少なくないかもしれない。
でも、それで良いと思う。
自分をうまく利用してくれれば良い。
だからと言って、見返りを求めるような年齢でもない。

これからも断らず、御縁を広げていく、そんな生き方を続けたいと思う。


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− 2022年12月21日 15時55分 更新 by やまちゃん

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